ダンボール・包装資材の選び方
世間では数え切れないほどの商品が出回っている現在、その商品を梱包するダンボールや包装資材の種類も数え切れないほど存在します。
そんな中、自社の商品をどのように包装・梱包すればいいのかわからない・・・などというお声をよく聞きます。
ダンボールをいくつかの種類に分類するには、波のように成型された部分(フルート)で行うことが多いです。
コチラでは、どのような種類がどんな商品に向いているのかご説明いたします。
Aフルート
Aフルートは、単位長さあたりの段の数は最も少なく、段の高さは最も高いので、Aフルートを使用して作ったダンボール箱は、比較的軽い内装品の包装に適し、大きな衝撃吸収性と強い圧縮強さを発揮します。
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Bフルート
Aフルートと全く対照的で、単位長さ当たりの段の数は最も多く、段の高さは最も低いので、比較的重く、硬い内容品の包装に適し、缶詰やビン詰め類の包装に多く使われます。
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Cフルート
Cフルートは、AフルートとBフルートのちょうど中間的な存在であり、物流コストの中で大きなウエイトを占める保管・輸送費の上昇に伴い、少しでも容積を少なくしたい場合に用いられることが多いです。欧米では最も主流のタイプのダンボールです。
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Eフルート
外装用として使用されるA、B、Cフルートと比較すると、はるかに薄くて堅いダンボールです。主に個装用のダンボールとして使用され、切り口もきれいにしあがり、表面が平滑であるため、高度なダンボール印刷にも適しており、美粧ダンボール箱としての用途も多いです。
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